こんにちは。大阪店クレです。
先日(9/19-9/20)開催された全日本スーパーモト選手権に参戦してきました。今回はレースレポート回となります。
開催地は奈良県にある名阪スポーツランド。ダープラ大阪から1時間ほどの距離にある地元コース。
コース紹介
名阪スポーツランドはダート区間が長いで有名です。多くの場合はアスファルトが7割、ダートが3割くらいの比率なのですが、名阪においてはアスファルト5割、ダート5割です。そして雨などの影響で土が湿るとアスファルトも汚れてとんでもなく滑ります。なんならダート区間のほうが安心して走れる??(流石に言い過ぎですね)
ダート入り口
アスファルトの1コーナーをクリアし、すぐさま右にタイトターン。そのまままっすぐ駆け上がります。頂点で飛ぶか抜重して飛距離を抑えるかはライダー次第。
ダート第一コーナー
駆け上がりのジャンプを着地し、すぐさま左ターン。アウト側のバンクを使うか、はたまたイン側をタイトにクリアするかの2レーンになりがちで、ここは一番のパッシングポイント。
テーブルトップ
モトクロス選手権だと、ここがフィニッシュジャンプ。モトクロスの場合はブロックタイヤで土が掘れてワダチだらけになりますが、モタードの場合はそんなことにはならないので気持ちよくジャンプできます。しかし今大会は雨の影響で路面が柔らかく、飛び切っていたのは450ccを駆るプロクラスの一部くらいかなという感じでした。
富士山ジャンプ
テーブルトップ着地後、左にターンしてシングルジャンプ(通称:富士山)をクリアします。
モトクロスライダー的感覚で言えば富士は大袈裟でしょって程度の山ですが、緩い路面において17インチのモタード車両では本当に登れません
とはいえ前日練習では路面も早々に乾いてイン側からでも余裕でしたね。(決勝日は前日夜の雨の影響で色々とあったんです)
テーブルトップと同様にこの区間も泥で柔らかいのでワダチが形成され、モトクロス出身ライダー以外にとっては結構難所だったと思います。
3連タイトターン
富士山をクリア後、短いストレートを経て右・左・右の連続ターン。なんてことないようなセクションに見えますが、ここは意外とタイム差がでました。
ステップダウン&下りストレート
連続ターンを終えると一気に下ってアスファルトに出ます。下りストレートに至る直前部分がステップダウン形状(階段みたいに段々)になっており、さらにワダチもできて非常にテクニカルな区間でした。地味な区間ですが、3連ターン&この下り区間が一番タイム差の出るセクションだったと個人的に思っています。
ダート出口

出口は微妙に右に振ってからアスファルトに合流する形で、難しさは無いものの下りで無理して速度を乗せすぎるとタイヤバリアに左足を激突する未来が見えます。
ここをクリアして、ターマック(アスファルト)区間はヘアピン7箇所。その後ホームストレートからの1コーナーを通過したら、またすぐダートです。
公式練習
コース紹介写真の通り、平日に続いた雨の影響でダート路面はかなり湿っていました。公式練習は15分×3本、少ない練習時間で車体のセットアップやコース攻略をおこなう必要があります。また、今大会はモトクロスと同様にダートでの横1列ゲートスタートスタート練習も3本で感覚を掴む必要があります
とはいえ、それは参戦ライダー全員がイコールコンディション。どれだけ短時間でアジャストするかもレーサーにとって重要な資質。腕の見せどころですね~
テーブルトップ
練習1本目は前後レインタイヤを着用して臨みました。案の定、湿った土がタイヤに付き、アスファルト路面も広範囲に土が撒かれてスリッピー。
濡れた土の影響も大きくタイヤ温度はほとんど上がらないため、スリックタイヤではアスファルトでのグリップが期待できません。こうなるとレインタイヤの方が安心して走れます
問題のダートですが、湿ってはいるもののマディコンディションまでは至らず、2本目以降はベストと言って差し支えないコンディションでした。
今回の練習走行3本では、それぞれ仕様違いの部品(フロントフォークなど、)をテストしながら走行し、ベストなセットを探りました。(詳細は伏せます笑)
富士山ジャンプ(手前の左バンク)
この写真を見ると、土の湿り具合がよくわかりますね。モトクロスだと最高の湿り気ですが、17インチでは見ての通りの溝の詰まり具合です。
このターンはセッションが進むにつれてワダチが深まり、難易度が上がりました。僕にとっては普段のモトクロス練習の成果を感じられる区間でもありました
ダート入り口ジャンプ
飛距離を出したり、写真のように飛び切る瞬間に荷重を抜いて飛距離を抑えたりと色々試しました。ジャンプの飛び出しの形状が少しヤラシー感じで、無防備に変な事するとバランス崩しそうでした。このあたりの処理は、まだまだスキル不足を感じた部分でもあります。
ダート出口からのヘアピン
見ての通り、タイヤに土もついて路面も汚れてスリッピー。この辺は進入スライドが得意な僕にとっては有利な区間でしたが、PROクラスは全員上手なのでアドバンテージが得られたかというと、、、(笑)
1コーナー進入
この辺りはさすがに路面も綺麗で気持ちよく走れます。
写真で見て欲しいのがリヤブレーキ。これは既にリリースしたタイミングですが、操作する外足がステップから浮いていますよね。モトクロスブーツを着用すると、シートに座った状態でのリヤブレーキコントロールはステップから土踏まずを浮かして、つま先だけブレーキペダルに乗せて操作します。
ご来店されるお客様からも、「足首が動かずチェンジペダルの操作ができない」、「リヤブレーキが上手く踏めない」と相談されることがあります。これはロードバイクに乗り慣れた方ほど面食らうポイントですよね。最初は難しいと思いますが、意識的に練習していると意外とすんなり出来るようになると思います(タブン)
そういうものだと思って練習してみてくださいませ~
ついでにもう一点。
モタードの進入スライド(ドリフト)ってリヤブレーキでコントロールしていると思われがちですが、そうでもありません。
まあ色々と要素はあるんですが、僕なりに一番重要だと思うのはバンク角でスライド量をコントロールする事でしょうか。流れるキッカケの一つとしてリヤブレーキは使用しますが、それはあくまでキッカケ。早々にリリースします。もう少し流したいな~なんて思う場合は車体を寝かしてスライド量をコントロールします。
これができるから即タイムに繋がるという訳でもありませんが、出来ると楽しいです。
スライドってモタードの醍醐味のひとつですしね
ライディングギア紹介
今回から、ゴーグルをアルパインスターズのスーパーテックにチェンジ。
今まではスコットのプロスペクトを使用しており、今でも超気に入っています‼️なんと同じモデルの同じデザインを3個使用しています(笑)
ただ、あまりにも社内での評判が良く(もとい、いちこ店長のスーパーテック過激思想に触発され、、
今話題のアルパインスターズに移行する事にしました。僕が買ったモデルは9月に新発売のベスタとファーマ。ファーマはロールオフモデルですが、一旦ロールオフシステムは外して通常レンズで運用しています。(必要になればロールオフに戻せばいいですしね👍)
肝心の感想はというと、、
「アジアンフィット最高」
この一言に尽きますね。レンズ交換の簡単さなども魅力ですが、なによりアジア人向けに設計されているだけあり鼻周りの隙間が皆無‼️一切、砂や風が入ってきません。これは今回の前日練習においても、前走者の巻き上げるルースト(砂や泥)を食らってもノーダメージで済むので助かりました✨
レンズはベスタにスモークを、ファーマにライトアフターバーンを装着しました。
個人的に、ミラーレンズよりもライトなスモーク系やクリアの方が視界が天候に左右されづらく感じて好みです。
特に、今回初めて使用したライトアフターバーンは良かったです。曇りでも晴れでも、ワダチのコントラストがくっきり見える「気がして」気持ちよく走れました✨
お値段は消して安くはありませんが、安い物には訳があり、高い物には理由があるとよく言いますよね。ほんまにそれでした。
セールスのための謳い文句とかではなく、本当に具合良いです(笑)
決して買って後悔はしない逸品ですので、みなさまも是非👍
そして前日練習は転倒もなく無事に終了。
次は装備チェックや車体の車検を行います。(レギュレーション違反をしていないかのチェックですね)
そうして夕方になり、各々宿泊施設または車中泊など、、
僕は地元なので颯爽と大阪に帰り、21時前には就寝しました
翌日はコースのゲートオープン6:00に到着したいので4時には起床しないとなのです。普段の練習もですが、バイクレースって朝早いんですよね。移動に2~3時間とか当たり前なので、早起きは必須スキル。
はい、
どうでもいい話にズレたところで今回のレポートは終了です。最後まで読んで下さりありがとうございます。
次回は予選タイムアタックからの決勝レースの様子をレポートします。
ぜひ目を通していってくださいませ
P.S.
PROクラスのライバル選手は読まないように‼️‼️‼️(笑)

















