ダートフリークにKLX230SHERPAが入庫しました。
突然発表され注目度も高いこのバイク。話題性で言えば通常のKLX230も上回るものがあります。
シュッとしたモトクロッサーイメージのKLX230に対し無骨さを増したアウトドア感というかミリタリー感というか、
非常にカッコ良くまとまっていますね。
ヘッドライトはKLX230と異なり上下分割の形状になり、
上下で色も分けた構成へ。
ライト下にはスタックパイプも装備して、名前の通りスタック時に引っ張る取っ手として機能します。
ちょっとヘッドライトとのクリアランスが狭くて持ち辛いので、もう少し長くしてくれるとウレシイですね。
ここはセローを意識したパーツなんだな～と思いきや、
ダートスポーツ誌の開発者インタビューによれば全く意識していないそうです。
え～ホントに～？
前方に延びる形状だったKLX230に対し、少し短めに抑えたシュラウド。
空冷なので短くてもOK。好みの問題だと思いますが、シェルパというキャラクターにとてもマッチした形状だと思います。
シェルパにのみ標準装備となっているスキッドプレート。
保護面積は小さいものの、これでもあると無いとでは大違いです。
ステップの大きさはそれなりにあって良い感じ。
ただ、シフトペダルは可倒式では無いので曲がりやすいかも。
ここはZETAの登場を待ちたいところですね。
みんなが気になるポイント。
ハンドルバーは贅沢にもDIDのテーパーハンドルバーが装備されています。
DIDのハンドルって初めて見ます・・・チェーンとかリムのイメージが強いですよね。
特性は未知数ですが、DID製ですしそこそこ強く・しなるものだと思われます。
バーエンドの仕様が特殊なのでハンドガードは少し難儀しそうです。続報をお待ちください。
こちらも標準装備の鉄フレームハンドガード。
デザインは文句なしにカッコ良いのですが、ちょっと問題が・・・。
プレス抜きによるものか？フレームのエッジが立っていて結構鋭くなっています。
転倒時に身体が触れると指や腕が切れそうな感じ。
構造的にも変形・回転しやすいので、怪我のリスクと破損の可能性を考えると取り外すか交換したいなと。
どうせなら樹脂でも良かったかなと思うところですね。
その他、シートがちょっと幅広に感じる点や、
ステムがKLX230が鉄なのに対しシェルパはアルミになっていたり、細かく差別化が図られています。
全体的に豪華仕様とも言える装備の数々は、KLX230にも互換性がありそうなので、
パーツの入れ替えによるカスタムも楽しめそうです。
KLX230同様、色々とカスタムパーツの展開にご期待下さい。
このバイク今年の台風の目になると思います。
