JNCC高井富士 花粉と埃でまっしろけっけ

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5/18-19にかけて、ダートフリーク&ダートバイクプラス合同でJNCC高井富士大会に出店して参りました。
今年のJNCCは極力全戦目指して出店予定でございます。

ダートフリークが出店する理由としては、大きな市場である
JNCC=クロスカントリーエンデューロの現場の声をキャッチすること。ニーズを探ることなどがあります。
お叱りの声なども含め色々なご意見を頂きつつ、直接開発スタッフの目でレースを見ることで、
新しい商品開発のヒントを探っているところです。

ダートバイクプラスとしては、現地で急遽必要になりそうなものをピックアップして、
レースの現場で役立つものを中心に物販しています(^_^)
こんなの持ってきてよ~、というものがあれば教えてくださいね。

そして、今回の高井富士大会では出店だけではなく、dfシャチョーに出走もして頂きました。
最近めっぽうお気に入りのTT-R125LWEで100分のFUNクラスにエントリーです。

これまでにもプラザ阪下などでTT-Rは使用してきましたが、今回のようなゲレンデコースは正直ハードかもしれません。
何故かと言えば、スキー場がベース故にアップダウンが激しいコースです。
どうしてもフルサイズマシンに比べ排気量=パワー面でどうしても不利であること。そしてハイスピードでギャップの多いコースを
ファンバイクであるTT-Rのサスペンションで耐えきれるか、ということが厳しいポイントです。


スキー場の路面は石混じりですが結構ソフト。
走ると大きく埃が舞い、更に花粉も豪快に飛んでいるので埃なのか花粉なのかわからないという、過酷な環境でした。
 
タイヤはガミータイヤで行くか?
モトクロスタイヤで行くか?初めてのコースなので悩みましたが、
現地の状況を見るとモトクロスタイヤで間違いなしと判断。
BRIDGESTONEのX20を選択します。
これはソフト路面向けのモトクロスタイヤなので、
ゲレンデもウッズも相性バッチリでしょう。


パワー不足を少しでも補うため、マフラー交換も効果的です。
エアクリーナー周辺の吸気量を絞るダクトは取り外し、キャブレターのセッティングはノーマルです。
本来マフラーを変えたなら濃くしたいところですが、
標高が高いのでそこは相殺してノーマルという理屈ですね。


そんなわけで、ミニバイクには少し厳しいレースですが、dfシャチョーはかなり頑張っていました。
ゲレンデこそパワー負けすることが多いものの、ウッズでは小さな車体を活かして
狭い木々の間をスムーズに抜けていきます。
こういうところではパワーは左程重要ではありませんしね。


ウッズを抜けたゲレンデであっても、カチッとスロットルがロックするまで全開にして登っていました。
路面のギャップを吸収しきれず豪快に車体が暴れますが、それでも転ばずにスピードをキープ。
フルサイズマシンを追い抜く場面もあり、メリハリのある走りが見られました。

体力を使い果たしたためか、レース後は流石にヘトヘトになっていましたが、
今回はダープラカップなどのモトクロス練習の成果が感じられる走りでした(^_^)

継続は力なり、と言いますが本当にそう感じられるレースだったと思います。


今回のレースですが、タイトルにもある通り埃と花粉が凄く舞うレースだったので
エアクリーナーもまっしろけになっていました。

いや~、エアクリーナーが無かったらと思うと恐ろしいですね!


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