DRCからまさかのタイヤムースが新登場です。
ムース・・・昔からあるアイテムですが、近年まであまり一般的ではありませんでした。
数年前だとミシュランのビブムースくらいしか無く、高額で入手性も悪かったんですよね。
また、着脱が難しいというイメージもその理由でしょう。
しかし、昨年からダンロップがムースを市販化し、価格と入手性がぐっと良くなりました。
エンデューロに限らず、モトクロスでもムースの使用はIA以上のライダーでは常識になりつつあります。
チューブと違って空気を使用しない発泡体なので絶対にパンクしません。いいよね~。
ってなわけでダートフリークでもムースを出したわけでございます。
このムースの特徴は、初期の状態から低圧設定になっているために、すぐに実戦で使用することが出来ます。
これは嬉しい!
通常ムースというのは新品の状態だとパンパンに張っていて、空気圧で言うと、1.5-2.0程度に相当します。
ダンロップのカタログだと0.9相当と書いてありますが大ウソ。
ダンロップにしろ、ビブムースにしろ、結構慣らして使わないと厳しいです。
ムースは熱で劣化して収縮するため、ある程度の「慣らし走行」で劣化させてムースを収縮させることで圧の調整をします。
DRCのメタムースもここは同様で、ハードエンデューロなど、極端な低圧で使用する場合には
沢山走ってムースを収縮させましょう(^_^)ゲロばっかりじゃなくてモトクロスもしようぜってことだね!
また、ムースは走行中の熱・摩擦から保護するために専用のジェルを塗布します。
これでヌルヌルにしてからタイヤに仕込みます。
このジェルは定期的に再塗布してあげることがムースを長持ちさせるポイントですね。
昔からこのジェルが高いとか入手し辛いとか言われてましたが、
DRCでは大容量1kgまでラインナップしております。
価格もとても安いですよ、1kgで税抜き5,800円、500gで3,000円、80gで500円です。
次のブログでこのムースの着脱を解説してみましょー。