オフロード屋の親会社がオフロードヘルメットを発売するぞ
当店ダープラ、そして弊社ダートフリークの親会社ですコンニチハなデイトナがシールド付きオフロードヘルメットを発売しました。
その名はDN-005WX。
覚えにくい名前なのでデイトナのオフヘルと呼びましょう
（このブログが消えたり僕が消えたりしたらお察しください）
シールド付きなだけあって勿論公道仕様。
早速色々見ていきましょう。
外観
標準のシールド付きオフロード仕様・バイザーを外したオンロード仕様
(ターミネーターとも言うスタイル)
シールドを外してゴーグルを使うオフロード仕様の3タイプを切り替えて使用可能です。
デザインは癖のないプレーンなシルエットで無難にカッコイイと思います。グラフィックも欲しくなりますね。
後述しますが、オフロード仕様で使う際に不格好にならないのがポイント高いです。
ツーリング派に嬉しいインナーバイザーを装備。シールド横のスライドスイッチを操作することで
スモークレンズのバイザーが降りてきます。サングラスもスペアシールドも必要なくて良いですね。
シールドはピンロックシートが付属しているので湿度の高い日や寒い日も
曇りの心配はありません。箱の中に入っているので忘れずに装着しましょう。
こういうのが別売ではなく付属品というのも嬉しいですね。
重量
オフロード屋としては重量は気になるところです。
測定してみると、Mサイズでおおよそ1.6kg。シールド付きモデルとしては標準くらいですね。
悪くありません。
このヘルメットは2サイズの帽体と内装の厚み違いで4サイズを用意しており、
S-Mの帽体であれば1.6kg・L-XLの帽体では1.7kg程度となります。
ARAIやSHOEIはどうかな
ARAIのTOUR-CROSS VはMサイズで1.65kg。
頑丈さが求められるSNELL規格対応であることを考慮すると良い数字です。
SHOEIのHORNET-ADVはMサイズで1.5kg。
流石にSHOEIは軽いですね。
と、いうわけでデイトナのオフヘルは標準的な重量かな、ということですね！
内装
内装はストラップカバーを除いたセンターパッドとチークパッドが着脱可能。
結構着脱しやすくて好印象です。ボタンが固いとかツメが入れにくいなどのやり辛さは皆無。
ベンチレーション
内装を外してみてビックリしたのがこちら。
ライナー(衝撃吸収用の発泡スチロール)が縦にスリット状に成型されています。
これは空気の流れを整えて、ベンチレーションの効きを良くする工夫でしょうね。
他メーカーでは中々見ない形状です。
ベンチレーションはこんな感じに配置されています。
形状や数は平均的なものですが、ライナーの形状を見ると効きはとても良さそうです。
チークパッドの根本のアップ。
スピーカーは無理なく取り付け出来そうなので、インカムのフィッティングは良さそうです。
オフロード仕様で使ってみたい
基本的なインプレは上記のような感じです。
次は、ダープラ的に気になるオフロード仕様でのスタイルを見てみましょう。
ゴーグルスタイルもイイ感じですね。
開口部が特別広いわけではないので、今どきのハイエンドゴーグルは若干収まり悪いかもしれませんが、
一般的なゴーグルの装着は問題なさそうです。
前述したポイントの高いところはココです。
バイザーがゴーグルの通り道に干渉しない形状になっているんですね。
シールドベースも平面的な形状なので、やはりゴーグルのストラップに干渉しないようになっています。
こちらはARAIのTOUR-CROSS V。
通常シールド付きヘルメットはバイザーがシールドのホルダーを兼ねているので
ゴーグルストラップの通り道にバイザーが居座る形となり、
ストラップが綺麗にフィットしないという悩みがありました。
しかし、デイトナのオフヘルではバイザーがストラップの邪魔をしない形状になっているので
オフロード仕様におけるゴーグルとの一体感がとても良いです。
これ、地味なようでとてもポイント高いところかな、と思います。
価格
というわけで、各部の作りを見てみると中々にイイ感じのヘルメットであることが
おわかり頂けたのではないでしょうか。
そうなると
クオリティが良いのはわかったけど、価格はどうなんだい
という疑問が湧くかもしれません。
はい、価格ですがコチラは税込み24,800円となっております。
大変お求めやすい価格ですね。
ちゃんと安全・そこそこ軽量・オフロードヘルメットとしても良さげということで
無難にどなたにでもオススメ出来るヘルメットかなと思います。
気になる方はダープラでご試着してみてくださいね。被り心地も中々良いですよ。
