東京と名古屋モーターサイクルショーで展示され、
現在はダープラ店舗に展示中のCRF250RALLY ADV CONCEPTのご紹介をしたいと思います。
カッコ良いでしょ~。
このバイクは前述の通り、今年の東京と名古屋モーターサイクルショーの為に製作した
バイクでして、名前の通りアドベンチャー感を強化したツーリング仕様になっています。
このヘッドライトガードやパイプ型のエンジンガードでゴツさがグッとまして、
フォグランプなどの装備も非常に充実しております。
・・・で、そんな中目を引くのがこの17インチになったホイールだと思います。
通常、このホイールはモタード化する際に使用して頂くことを想定したものですが、
最近は17インチのオフロードタイヤが販売されているので、見た目のゴツさを演出したいのと、足つき性の向上を目的として、17インチオフロード仕様という形で採用してみました。
リム幅がオフロードホイールより断然太いのでホイールの迫力が違います。
タイヤはIRCのGP-21/22という銘柄で、フロントが110/80-18.リヤが140/70-17という
ホイールに合わせてワイドサイズになっています。
https://youtu.be/x30iYhPrUYA
ま、このホイールの詳細はYOUTUBEの方でも解説しているので、
是非そちらもチェックして頂ければと思います。
皆さん気になるポイントとして、どのくらいの足つきなのか跨って確かめてみましょう。
これも上記のの動画と一緒と言えば一緒なのですが、
このCRF250RALLYはタイプSではないので、元々車高はそれほど高くありません。
(旧型で言えばLD)
それにモタードホイールを付けたら・・・こんな感じです。
跨っているイチコさんの身長は162cmですが、跨ると両足のつま先がしっかり接地しています。
イチコさん曰く、セロー225と同じくらいの足付きとのこと。
バンクさせ過ぎると、つま先が路面に擦れる場合がありますが、
普通に乗る分には支障ないレベルだと思います。
ホイールの話はここまでにして、各部の詳細も見ていきましょう。
まず、ヘッドライトガード。
無骨ですね!なんかライトをこうしてカバーすると中世の鎧騎士みたいですね。
飛んでくる石などからライトを守ってくれます。
そしてその下には・・・フォグランプです。
これはまだ開発中の商品なのですが、このランプと各種マウントを用意して、
色々なバイクに取り付けたいなと思っています。
既製品に比べるとコンパクトで軽くて良いのです。小さい方が破損しにくいもんね。
角度は縦軸と横軸に調整できますし、手元のスイッチで発光色も変えられるんですよ。
雨や霧の多い日はイエローにして、普段はホワイトにして・・・とか選べるのは便利ですし、
楽しくて手元でカチャカチャ遊んじゃいそうです。
そしてハンドル周り。この辺りは発売済みの製品で構成されています。
取り付けカンタンで丈夫なZETAコンプリートハンドルバーに
ツーリングで疲れにくいスポンジグリップ、そして忘れちゃいけないスマホホルダー。
ZETAの振動に強いヤツです。iphoneのカメラが壊れる問題に対応した防振性能と
オフロードでガンガン走っても脱落しない保持力が自慢。
あとね、地味なんですけどこのブレースバーと呼ばれる部分に
スマホマウントが付いているのがポイントです。このアダプターを介することで、
通常オプション等がつけにくいブレースバーにスマホホルダーや充電ソケットの取り付けが可能になるんです。ホント地味なんですけどこれは便利です。
もちろんトリプルクランプも交換しています。
ステムシャフトまでアルミで軽量、ハンドル位置や高さ調整も自由度が高まります。
目立つ部分なのでカスタムとしての満足度も高いですよ。
赤色同士で同化しちゃっていますが、フロントフォークのトップキャップも変更しています。これはフォークの内圧のエア抜きがワンタッチで出来るタイプですね。
そして、アドベンチャーバイクに欠かせないハンドガードは
アドベンチャーアーマーハンドガードです。これはCRF250LとRALLY専用設計なので
ほぼボルトオンでの装着が可能です。難しくないですよ。
この側面に付いているスライダーとバンパーは別途オプションとなります。
転んだ時にガード本体が傷つかないのがいいね。
そして…ハンドルの下側を見ると・・・
はい、これも開発中の新商品ですね。パイプエンジンガードとタンクガードです。
ここで分割されていて、上だけ・下だけでも取り付けが可能です。
通常のオフロード用スキッドプレートはカウルやタンクまでは守ってくれませんが、
このパイプガードでしたらかなり広範囲を守ってくれますね。
オンロード派の方は上下付けて頂いて、オフロード派の方は下には普通のスキッドプレートを付けて頂いて、上だけ付けて頂くのが良いかな~と考えております。
この上側のタンクガードはバッグ付けるマウントにもなりますし、
ここに画像のようなマウント方式のフォグランプを付けるのもアリだと思います。
今回の車両ではフォーク側にフォグランプを付けていますがこっちに付けるのも良さそうです。
あとは細かなところもドレスアップと機能性アップが図られています。
オイルフィルターカバーやブレーキペダル。反対側はシフトぺダルも変わってますね。
サイドスタンドもアドベンチャーバイクらしく、接地面積を拡大する
エクステンダーというパーツを付けています。砂地や炎天下のアスファルトでスタンドが
めりこんでバイクが転倒~という悲劇を防止します。
レース派の方はちょっと邪魔かもしれませんが、ツーリング派の方は是非つけて頂きたい。
さて次は・・・キャリアと言いたいところですが飛ばしてテールランプです。
フェンダーレスキットですね。
これまでも、純正テールランプを活かして下部だけをコンパクトにする
「エリミネーター」というキットは出ていたのですがこちらは根っこから交換するタイプです。
小振りなテールランプになってよりスッキリしましたね。
カッコ良い純正LEDウインカーも流用可能なスグレモノ。
こちらも開発中でございます。早く出して欲しいのー。
そーしーて、キャリアです。サイドバッグサポートという横にバッグを付けるための
パイプも装着しています。これがあるとマフラーに当たって溶けたり、タイヤに巻き込まれる心配がなく安定します。
このキャリアもね、スチール製で強度重視に作ってあります。
なので、GIVIなどのリヤボックスもしっかり固定出来ますよ。
今回はDFGのツーリングバッグを載せてますが、画像のようにボックスもOKです。
最後に紹介するのがシートです。
これ、コンプリートで発売予定です。滑りにくいグリップ性とお尻が痛くならない
クッション性を求めて色々と調整しています。
もうちょっと時間掛かりそうですが期待してお待ちいただければ・・・!
さて、ここまでで目立つカスタムポイントはほぼ紹介出来たかなと思います。
他にもDF-CRAFTというダートフリークの塗装部門でスイングアームを塗装したり、
ラジエターをガンコートで強化したりと色々と飾りつけを行っています。
デカールもオリジナルですね。このデカールは今のところ販売予定は無いのですが、お問合せ頂ければ作れるかも・・・です。
そんなわけでですね、まだまだ開発中のパーツが多くあるのですが、
ゆくゆく販売予定なので、期待してお待ちいただければと思います。その際には、
同じような仕様のカスタムも出来ますので、ご相談下さい。
それではまた次回~