チェストプロテクターの決定版かも
アルパインスターズの新作胸部用プロテクターの【A4プラズマチェストプロテクター】です。
昨年からアルパインスターズが一押しのニュークリオンプラズマという赤い軟質素材の衝撃吸収材を
ガッツリ背面に使用した新作で、これが非常に具合が良いのでテンション上がってブログを書いている次第です。
なんだか目が回るような、眩暈がしているのかと錯覚してしまう独特の模様というかスリット加工のされた背面パネル。
これこそがニュークリオンプラズマです。
元の素材の柔軟性に加えてこのスリット加工により背中へのフィット感が抜群。
ご覧の通り背中のアーチに綺麗に密着しています。
この密着感は硬質プロテクターには出せないところですね。
柔軟性がありながら衝撃吸収性にも優れていて、防御力も高いというスグレモノです。
脇腹周りもしっかり囲ってカバーしてくれています。
ほぼ360度お腹を包んでくれるような形状は安心感があって良いですね。
ネックブレースとの組み合わせ
BNS TECH2 ネックサポート
そして、アルパインスターズのプロテクターなので
当然同社のネックブレースとの相性もバッチリです。この収まりの良さは同じメーカーならでは。
前面はこんな感じ。
通常鎖骨周りに掛かるネックブレースの負荷を
チェストプロテクターのパネルで受け止める構造です。
身体に直接ネックブレースを置くより断然怪我のリスクは少ないでしょう。
背面はこんな感じ。
前面と同じ理屈で、背骨周りに掛かる負荷を背面パネルで受け止めることで
衝撃の分散と吸収の効果が得られます。
プロテクターの肩パーツにネックブレースの浮き上がりを抑えるループを装備。
ブレースのフックに引っ掛けるだけでしっかりと固定出来ますよ。
可動域
DFGのACEヘルメットと組み合わせた場合の
前・後ろ・横方向への首の可動域はこんな感じ。
よっぽどの場合邪魔にはならない可動域が確保されていますね。
しっかり鞭打ちやグキッといく手前でサポートしてくれています。
※ヘルメットによって首の可動域は多少異なります。
ATLAS AIR
ATLASのネックブレースと組み合わせてみました。
こちらも違和感なくフィットしています。プロテクター越しの装着なので
素肌への装着と異なり1サイズ上げるのがポイント。
やはり背面もバッチリですね。
過去のモデルでは専用に背面パネルを切り欠いたような形状でしたが、
このプロテクターはフラットな形状なので大抵のネックブレースに対応出来ると思います。
とりあえず間違いないプロテクター
というわけでまとめです。
これからチェストプロテクターと買おうかな、と考えた際に
とりあえず思考停止で選べるのがこのA4プラズマチェストプロテクターかな、
と思わせてくれる出来栄えでした。
単体でしっかりした防御力とスリムなシルエットで
インナーとしてもアウターとしても使える汎用性。
更にネックブレースも種類をほぼ選ばず対応という
拡張性もバッチリです。
今はネックブレースを必要としていなくても、
もし必要になった場合、チェストプロテクターが組み合わせに
対応しているか否かは重要なポイントです。
このプロテクターならほぼ全てのネックブレースにも対応出来るので、
どんな形でもバッチリ使えるというのがこのプロテクターのポイントでしょうか。
店頭ならネックブレースと組み合わせてのご試着も出来ますよ。
是非試してみてくださいね。