今回は”自称”でいいので中級者になりませんかというお話です。
オフロードバイクに限った話ではありませんが、
ある程度お上手なのに謙遜して「私なんてまだまだ初心者です」という”自称”初心者であるという方はいらっしゃると思います。
日本には「能ある鷹は爪を隠す」という言葉もありますし、
謙遜するのも国民性だとは思うのですが、
自称初心者であり続けるのは、正直あんまり良くないのではないかな、と思います。
まず、何故そういう括りがあるのかと言うと、
週末にコースに行くと走行時間を技量によってクラス分けすることが多くありますし
レースには入門クラスがあったり上級クラスがありますし、
先日ブログで取り上げたゆる~い走行会のような初心者向け走行会などがあるので
自分をどこに位置付けるか、という自己評価が必要になってくるためです。
そこで自分の技量はどうかな?と考えるわけですが、
ここで一歩、今までより自己評価を高く設定して自称中級者になってみてはいかがでしょう。
自称初心者であろうとすることは謙遜と言えば聞こえは良いのですが
自分を過小評価していることになるので、長い目で見ると上達スピードに差が出ると思います。
高い所にある物を取ろうと思ったら手を伸ばして背伸びをしないと届きません。
自分で自分を中級者と評価すれば、それが仮に過大評価だったとしても実力は後から付いてくるものです。
他にも初心者向けレースの頂点に君臨し続けるというパターンもあるでしょう。
これも本当に経験の浅い初心者の方が入る余地が無くなってしまうので望ましくありません。
どんな業界でもそうですが、新規の方は未来の仲間です(狭い業界なので尚更ね)
新規の方が楽しめないと先細りになりますし、
業界が先細りになれば巡り巡って中級者も上級者も楽しめなくなってしまいます。
なので、今居る場所である程度通用するようになってきたらどんどん上のクラス・レースにステップアップするのがおススメです。
筋トレもずっと同じ負荷では筋肉は大きくなりません。
漸新性過負荷の原則と言って重さか回数を増やし負荷を上げていかないと伸びていか・・・
脱線するのでやめます。
そんな訳で今回は自称でいいので中級者になってみませんかというお話でした。
はい、そんな僕も自称中級者です。初心者ではありませんし上級者と言えるほどの速さやテクも無いのでズバリ中級者です。