発売以来、じわりじわりと人気が高まり、今では結構なペースで売れているブリヂストンのE50。
同じくゆっくりシェアを伸ばしてきた感のあるミシュランのENDURO。
低価格なガミータイヤで従来から人気のシンコー216MX(216SX)
新型のダンロップEN91。
これらEDタイヤには大抵120と140サイズがラインナップされています。
タイヤメーカーとしては、本命は140サイズなのですが・・・昔から売れているのは120が多いんですよね。
これは何故かと言うと、皆さん140=太過ぎという認識があると思うのです。
確かに、MXタイヤで言えば120サイズが450ccクラスの使う最大サイズですから
140サイズなんて太過ぎやんってなるのは理解出来ます。
でもね、FIM対応EDタイヤとMXタイヤって数字上は同じでも実際の太さは全然違うんですよ。
FIMの140サイズとMX120サイズって実は同じくらいの太さです。
↑の画像はX40の120/80-19との比較ですが、大体幅一緒でしょ。
何故こんなことが起こっているのかと言うと、
タイヤ幅の測定位置がFIM対応EDタイヤとMXタイヤでは違うから。
ミシュランのカタログに記載されている解説図です。
非常にわかりやすい(^o^)
しかし、何故測定位置が違うのかは・・・謎のままです。
要するにですね、30馬力以下のトレールバイクに取り付けるなら120サイズで(太いとパワー負けします)
EDマシンに付けるなら140サイズってことです。
140サイズは120と比較してエアボリュームが全然違います。
クッション性に優れますし”たわみ”を大きく取れるので、ガレ場や根っこで弾かれにくいのです。
一度140サイズで乗ってみて下さい。乗り心地が良くて快適ですよー。