天才アイゼン・ボイセン
昔のカタログで使用されていたフレーズです。なんか面白いですよね(^_^)
本日はボイセン ラドバルブのご紹介です。
ちょっと懐かしいと思う方もいるでしょう。
昔からあるパーツですし、4サイクルモトクロッサー全盛になる前は結構装着している方は多かったと思います。
今でもボイセンのリードバルブは人気商品ですしね。
これはどういうパーツかと言うと、2サイクル車のエンジンとキャブレターの間に装着するリードバルブのホルダーとインシュレーターを一体化させたもので、装着されている二枚構造のPROリードに対して理想的な吸気を送り、レスポンスの向上とパワーアップを図るというパーツです。
40代のカリスマ、デーモン・ブラッドショーやジェフ・エミッグがヤマハファクトリーの時にYZに採用していたらしいですし、全日本MXのIAクラスの最後の2ストチャンピオン小池田猛選手もYZに装着してチャンピオンを獲得した由緒正しいパーツです。
YZ125の純正部品との比較。部品点数で言うと減ってシンプルな作りになっており、きれいな曲面は見るからにスムーズな吸気を生みそうです。
内部は十字に仕切った形状として、空気の乱流を防ぎ吸気効率を高めています。
これは4サイクルにおいてもX-ウイングという商品がありますね。
出口側が微妙に絞ってあるのも、低回転時の流速の確保とレスポンスアップの秘密だそうですよ~。
もちろんPROリードはカーボン製です!
気になる効果ですが、これはもう~激変です。
全域でのパワーアップはもちろんですが、ラドバルブは中~高回転域に強く作用するので、
「開けて」乗るライダーには非常にオススメです。
もちろん最大の効果を得るためにはセッティングも同時に必要になるので、あれこれ試しながらベストなセッティングを出してください。
リビルド企画でお馴染みのYZ125に装着しました。
オーナーは元IBの腕前なので、普段から全開オンリーの走りです。
故に中~高回転を強化するラドバルブはうってつけ。
2サイクル乗りの方には是非お試しいただきたい製品です。
ラインナップも結構豊富です。こちらでご確認下さい(^_^)/
Vフォースも非常に良いと思うのですが、あれは中~低速寄りの性格なので
モトクロス派の方にはラドバルブがオススメです~。