ハンドルの選び方


今回は文字ばっかりの記事です。面白くないかも・・・

よく「○○に取り付けられるハンドルはどれですか?」というご質問を頂きます。
多分、お客様は取り付けられる専用のハンドルがある、とお考えなのだと思いますが、そうではありません。
単純に取り付け可能か、という意味では非常に沢山のハンドルがあります。

例えば、CRF250Lの場合、ハンドルバーのクランプ系が22.2mmなのでZETAならCOMPバー、CXバー。レンサルなら7/8バーが適合します。
その中で、ワイヤーや配線が届き、グリップやスイッチ類がハンドルに収まれば装着可能と言えます。
逆に言えば極端に高過ぎるとワイヤーや配線が届きませんし、幅の狭すぎるハンドルだとグリップやスイッチが収まりません。
ありがちな選択ミスはミニレーサー系のハンドル(85ccクラス)のハンドルをトレールバイクに選んでしまうケース。これはほとんどの場合取り付け不可です。

大抵のバイクはワイヤーや配線に若干の余裕があるので、多少高さを上げたり、幅を広げたり、引きを変更することが可能です。
高さ、幅、引きの3つでハンドルの性格が決まります。

高さがあるとスタンディング(立ち乗り)がしやすいです。ハイシート装着車や座高の高い方にもオススメ。逆にコーナーでは低い方がフォームが決まりやすいでしょう。
幅が広ければ抑え込みやすくなり、振られに強くなります。広すぎると逆効果になってしまいますが、これも体格次第です。
引きが強いと肘が自然に下がり楽に乗れて疲れにくいです。反面、攻める姿勢は取り辛いのでスポーツ走行には向きません。

こんな感じでお好みのハンドルを探してみて下さい。
純正を基準にどう変えたいのか?ハンドルを変える前にノーマルで良く乗り込むことが大切です。
あとは、ハンドルを選んだとしても、取り付け角度で乗り味は変わりますから色々試すと面白いですよ。
セローにトライアル用のハンドルを思いっきり起こして取り付けると、メチャクチャフロントアップがしやすい楽しい仕様になります(^_^)
でもね、街中は全然乗りにくいんですよ。ま、用途に応じたセッティングをしようと言うことですね!


関連記事