ダートクールの思い出

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ご存じの方も多いかと存じますが、コアなMX雑誌のダートクールが今号をもって休刊となってしまいました。
寂しいですね・・・僕もダートクールには思い出があります。


96年春号くらいかな?XR250のバッテリーレス化の記事を読んで、
純正部品のコンデンサが”1980円”と書いてあるのを見て

「昔の記事だから部品が値上がりしてるだろうけど、せいぜい倍だろう」

と発注したら2万円近い請求が来て、
誤植を絶対に許さないと誓った大学生の思い出があります。

数あるオフロード雑誌でもダートクールはコアな内容で読み応えがあって好きでした。
新型車を辛口レビューでこき下ろしたり歯に衣着せぬスタイルは他の雑誌には無いものです。

「エンジンはパワーアップしたとのことだが実感出来なかった」

とか普通に書いてあるんですよ。普通そんな感想書けませんw(^O^)w
他にもMFJに真っ向から盾突くこと書いたり非常に情熱のある雑誌でした。



最終号には再録版の小菅メカによるキャブセッティング講座が載っています。
これ、めちゃんこ為になるのでコピーしてラミネートして保管しておきましょう。

各ジェットやスクリューの守備範囲や効果、実際のセッティングの詰め方など保存版の内容です。
これってインジェクションセッティングにもバリバリ応用が効く話なのでインジェクション4STモトクロッサー世代の方も覚えておいて損はありません。

amazonでは売り切れのようですし、
書店だと置いてあったりなかったりまちまちですが、当店にはまだ在庫がございます。
オンラインストアでもご購入出来ますので最後の思い出にいかがでしょうか


寺尾 拓郎

この記事を書いた人

店長

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