タイヤ対決

ID: 8509

IMG_1985
IMG_1692
287000_detail01


ダープラセミサポートライダーの山本礼人選手が
先日行われたCGC斑尾大会で見事2位を獲得されました(^_^)おめでとうございます!
今回は普段のCGCとは思えないほど色んなメーカーが出店したり
著名ライダーが出走していて一際盛り上がっていたように感じます。
そんな中注目なのがフロントゲコタのデビュー戦となるIRCと、
最近猛威をふるっているシンコーの柔らかタイヤ対決。
しかし、今回はシンコーライダーがワンツーを決め、シンコーの圧勝!
優勝候補のロッシ選手がリヤタイヤのパンクと再始動不能で脱落してしまったこともありますが、
鈴木健二選手(5位)やAD/TAC選手(6位)ら上位ランカーの順位を見ても、今回の勝利がラッキーなどでは無く実力の勝利であることは間違いありません。


礼人選手の今回のタイヤ選択は、フロントに524X 80/100-21リヤに540X 120/100-18。
ポイントはリヤにチューブリスを採用しているということ。

これは驚き!
正直、チューブリスってブームが去った感がありました。
かつては革新的な商品で人気でしたが、
ゲコタの登場と入れ替わるように売れ行きが急降下していったのです。
それもそのはず、ゲコタはチューブリスとの相性が極めて悪く、
エア漏れが発生するためこの二つは併用が出来なかったんです。
そのため、難所系レースではゲコタ+スーパーヘビーチューブが定着していましたね。

チューブリスを採用した理由は、礼人選手によるとシンコーは
パンク対策としてサイドウォールを固めに設定しているため、空気圧を限界まで下げて使うのがミソ。
ただ、空気圧が0.3を下回るとビードが維持出来ないため、チューブリスを使用。
その上で空気圧は0.1まで落として使うのだとか。これにより抜群のグリップで走れるようになるそうです。
まして、直登専用の540Xなら尚更強いグリップが期待できますね!
シンコーのXタイヤとチューブリスの相性は極めて良いためにこのセッティングが使えるわけですが、
これはゲコタには出来ない手法です。

これは中々興味深い話だな~と思い長々と書いてみました。
皆さんも色々試してみましょ~(^o^)/


寺尾 拓郎

この記事を書いた人

店長

関連記事