ダートスポーツ誌の企画でバイク声優の難波祐香さんのセロー250のメンテナンスを承りました。
実施した作業は沢山あるのですが、今回は基本的なところでオイル交換を抜粋してご紹介します。
まずは早速古いオイルを排出します。
このセローはZETAのマグネット付きドレンボルトに変わっているので14mmのソケットレンチで。
ノーマルなら12mmのソケットで緩めて外しましょう。
マグネット付きはエンジン内の鉄粉を集める効果があります。
スキッドプレートにはオイル交換用の穴が開けられているので、
そのままオイルを抜けるようになっています。
その場合はオイルがスキッドプレートに掛からないよう、車体を直立させてくださいね。
オイルを抜いたら、オイルフィルターも外します。
車体右側にあるこのフタがオイルフィルターのカバーになっています。
5mmの六角レンチで外すとこんな感じ。
真っ黒になったフィルターがコンニチワします。
新しいフィルターを取り付ける前に使用部品のご紹介を。
オイルはMAXIMAのPROPLUSを。
フィルターはガスケットなどもセットになったデイトナのパーフェクトセットを使用します。
ワイズギアからはオイル・フィルター・ガスケットの他、廃油受けや
漏斗などまでフルセットになった交換キットも販売していますよ。
動画もあるのでこの記事と合わせてご覧いただくとわかりやすいですね。
このパーフェクトセットはとても良いです。
フィルター本体にOリング、ドレンワッシャなどの必要なものが一通り入っていて便利。
オイル注入口のフタのOリングも入ってて気が利いています。
フィルターカバーとドレンボルトに新品のOリングとワッシャをセット。
フィルターカバーとドレンボルトを固定したら、
オイル量を測って、注入口から新しいオイルを入れます。
フィルターカバー下にあるのがオイルの注入口です。14mmのソケットで外して下さいね。
オイル量は、オイル交換のみで1.2L。フィルター交換を含めて1.3Lとなります。
250ccのオフロードバイクは1.2-1.4Lのパターンが多いですね~。
規定量を入れればオイル量点検窓のオイルレベルも適正なラインになっているはずです。
画像はワイズギアの公式YOUTUBE動画より。
最後にエンジンを始動して、オイル漏れや異音が無いか確認します。
大丈夫そうなら、これでオイル交換は完了となります。。
簡単なので、2000-3000km走行毎・もしくはハードに乗ったあとはオイルして頂くことをオススメします。
おわり