ODIのポディウムハンドルバーでございます。
ポディウムってのは表彰台って意味ね!
このハンドルの特徴は、ブレース部分にゴムダンパーが入っていて、
ハンドルのしなりに応じて伸縮するところ。
ハンドルクランプ径は28.6mmなのでテーパーハンドルバー(太い)の規格ですね。
そもそもテーパーハンドルバーと呼ばれる(商品名で言うとレンサルのファットバーやZETA SX-3バー)
クランプ径28.6mmの太いハンドルというのは、”しなり”を売りにしたものです。
通常ハンドルにはブレースという補強のバーが取り付けられていて、
これにより剛性を確保しているのですが、テーパーバーではハンドルの太さにより剛性を確保しているのでブレースが付いていません。
なので、ハンドルのしなりが活きることになり、ジャンプの着地などではソフトな感触が得られます。
ハード路面でのジャンプ→着地で特に実感しやすいですね。
一方で”しなる”ということはライダーの動きの入力に対し、
反応がワンテンポ遅れるということでもあります。
ワンテンポと言っても極僅かなものですがダイレクト感に欠けるという見方も出来るわけです。
かと言ってカチカチは好みでは無い・・・そんな贅沢なお悩みを持つ方への提案がこのポディウムハンドルバーです。
ブレースダンパーの中にはエラストマー(ゴム)が入っており、
ある程度しなったところでバインバインとクッションを効かせるわけですね。
こりゃ~面白いハンドルだ!
ハンドルのしなりはかなり好みの分かれるところです。
ヤマハ・カワサキ・スズキはテーパーバーを標準でモトクロッサーに採用していますが、
ホンダはずっとブレース付きのノーマルバーをCRFに採用しています。
(関係ありませんが、ホンダはブレーキもフローティングを使いませんね)
ODIのポディウムバーはテーパーバーとノーマルバーの中間に位置するものとして、
欲張りさんは一度試してみてはいかがでしょう~。
全日本MX第三戦より、ダープラ看板ライダーの河村広志選手にも採用して頂きました。
これでIA-1クラス優勝間違いなしですね!!!!!