職場体験にようこそ
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DF-CRAFTで塗装体験
当店の常連さんにて、モトクロス・エンデューロと競技ジャンルを問わず活躍している
スーパー中学生の水野レイヤ君が職場体験でダートフリークにやってきました。
同級生は水族館とか行っているのにバイク用品店を体験場所に選ぶとは中々渋いセンスしているね!
体験期間は一週間あるのですが、毎日店員さんでも面白みに欠けると思い、
DF-CRAFTのパウダーコートを体験して貰うことにしました。
パウダーコートの基本情報はこちらをご覧頂くとわかりやすいですよ。
軽ーく説明しますと、粉末状の塗料を静電気を帯びた対象物に吹き付け、
窯で焼き付けることで塗装するのがパウダーコート。
耐候性・耐薬品性・柔軟性に優れているのでメインフレームやサスペンションスプリングなどに良く使用されている塗装法です。
サンドブラストをやってみよう
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まずは塗装前の下地処理として、サンドブラストをやってみましょう。
ある程度事前に職人フナト先生が仕上げてくれているのですが、あえて天板部分はブラストせずに残してあります。
サンドブラストは高圧で砂を吹き付けるので、ブラストガンに結構な反動がきます。
上手に出来るかな~?
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元々の塗装や細かな錆がサンドブラストで綺麗に剥離できました。
表面を凸凹に荒らすことで、塗料の喰いつきを良くする効果もあります。
今回塗装するのは、昔から使っているという年季の入ったバイクスタンドと、
サンプルとして用意したUNITのスタンドの二つを用意。
本番のパウダーコート
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下地処理が出来たので、いよいよパウダーコートに移ります。
その名の通り、塗料は粉です。
プロテインをシェイカーに青の塗料を吹き付け用のガンにセットして・・・
吹き付けます。
スタンドには針金越しに電気が流れており、吹き付けた粉が吸着されるようになっているのです。
これにより、入り組んだ部分もしっかり塗料が行きわたるわけですね。
(もちろん熟練の技が必要です)
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ライトで塗りムラや塗り残しが無いかチェックしながら作業は続きます。
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頭に粉が着いちゃいました。
でも大丈夫。エアーで吹き飛ばせば綺麗になります。
パウダーコートならではのポイントですね。
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綺麗に粉が吹き付け出来たら、窯で焼いて完成となります。
仕上がりやいかに・・・
表面硬度がグッと高まるガンコート
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スタンドを窯で焼いている間に、ガンコートの体験もやってみましょう。
ガンコートは溶剤を使うのでちょっとゴツめのマスクをします。
このマスクをお土産に進呈したところ、レイヤ君はとても嬉しそう・・・
なんか気持ちは分かる気がするぜ~
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ガンコートはパウダーコート以上に難しい作業です。
職人フナト先生にコツを教わりレッツトライ。
ガンコートの場合、中々すぐには色が付きません。
特に、細かなフィンの部分は塗るのが難しい・・・
かと言ってあまり集中的に吹きすぎると塗料が垂れてしまうので、薄く塗り重ねるのがポイントだそう。
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以前、YZ125モクモクプロジェクトにて、dfシャチョーも挑戦してみたことがあります。
その際も結構苦労していたのは記憶に新しいところです・・・。
そんなわけで、ガンコートも塗り終わったら窯で焼き付け処理をします。
パウダーコートもガンコートも塗ってお終いじゃないのですね~
完成
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そんなわけでスタンドがこんがり焼きあがりました。
レイヤ君の塗装したミニスタンド。
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昔から愛用してきたということで、結構削れていたりしたのですが、
パウダーコートで随分綺麗になりました。
もちろん、天板のゴムなどはそのままですが、本体のキズは近づいてみないと
分からないレベルになりましたね。
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UNITのスタンドも塗ってもらいました。
こちらはミニスタンドに比べ鉄の地の色が暗めなため、
塗装の仕上がりとしてもやや暗い色となっています。
YZ85に乗っている今はまだ大きいかもしれませんが、
フルサイズマシンに乗るようになったらこちらを使って貰いましょう~。
そんなわけで、今回は水野レイヤ君のパウダーコート&ガンコート体験の模様をお届けしました~