-YZ125リビルド-ベアリングレースの打ち込み

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さて、始まりましたYZ125リビルド企画。
ちまちま地味なところから攻めていこうと思います。


この綺麗に塗装されたフレームにベアリングレースを打ち込みます。
使う工具はこちら↓


モーションプロのステアリングヘッド・ベアリングレースドライバーでございます。
これは専用のドツキ棒に色々なサイズのレースに対応するソケットをセットして、レースを叩き込むための工具。
指で指しているところがベアリングレースの内径部にしっかりはまるようになっているので、
安定してドツくことが出来ます。

こんな感じにゴンゴン叩いて入れます。叩いていると「ゴンゴン」という打撃音が「キンキン」という
甲高い音に変わります。その音が圧入完了のサイン。

作業のポイントとしては先にフレームのネック部分を暖めておくこと!
ヒートガンが理想ですが、ドライヤーでもOKです。暖めておくことでフレームが熱膨張により
膨らむので、少ない力で圧入することが出来ます(^_^)

一方のベアリングやレースは冷蔵庫に入れて収縮されておくのもおススメです。
このテクニックはベアリングの圧入作業全般に使えるのでオススメですよ。

そんなわけで圧入完了です。
こういう作業は専用工具があれば非常に簡単。
逆に変な代用工具でやると失敗のもと。整備が出来るか否かって工具の有無が8割位を占めるんですよ。
経験や技術というのはあとの2割くらいです。
専用工具って大事ですね!

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寺尾 拓郎

この記事を書いた人

店長

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